佐藤 博 ” 青空 ” Lp

日に日に暖かくなってきて春はもうそこまで。今回はおだやかに晴れた午後に聴きたいアルバムを1枚紹介します。1976年ベルウッド・レコードからリリース。シンガーソングライターはもとより俳優としても活躍する佐藤”GWAN”博のファーストアルバム。フォーキーを土台にニューオリンズ・ジャズやブラジリアン・グルーヴ、ジャグ・バンドスタイルなどに調理された楽曲は今聴いても色あせないものばかり。なかでも僕が秀逸だとおもうのは、坂本龍一が編曲した5曲。A-3″忘れ物”は流麗なフルートのイントロからはじまる、そよ風が吹き抜けるように展開するブリージンな1曲。エレピのグリッサンドが疾走感を引き立てます。アルバムのタイトル曲でもあるB-1″青空”はまるで映画のワンシーンのようなロマンティックで洗練されたシティーポップ。間奏のストリングスは、まさに厚い雲を取っ払って淀みない真っ青な空をイメージさせます。そして坂本が奏でるシンセとエレピは、音のひと粒ひと粒がキラキラひかる太陽光線のよう。当時シュガー・ベイブの松村邦男のギターが絶品なスパイスを加えています。試聴は”青空”。

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