Chris Swansen “Pulaski Skyway“ lp

シンセサイザーを開発した最も重要な技師の一人、ロバート・ムーグ。そのムーグのスタジオで弟子として働いていたのがこのクリス・スワンセン。50年代からジャズをやっていた人なのですが、以前紹介したGil Melleのように、世間的にほとんど知られていなかった電子音楽の可能性に着目、70年代初頭にはムーグ・シンセサイザーのデモンストレーターとして、またライブ等も大学などで行っていた模様。これは、彼の自主制作のファースト・アルバム。リリースは74年。全曲かれのオリジナル作品で、圧巻なのは表面をまるまる使った20分をこえる大作の表題曲。このプラスキー・スカイウェイは、まあ、フリーウェイをつっぱしるドライヴィン・テクノな訳ですが、これを初めて聞いたとき、あー、クラフトワークの「アウトバーン」みたいに高速道路ネタだな~、なんて軽く思いましたが、気になってすぐに年代を調べたところ、プラスキーの曲自体は73年にはライブで演奏していたので、アウトバーン(74年)より早い。つー事は、クラフトワークの連中がこれを聞いた可能性はかなりあるんじゃねーかな。アウトバーンではムーグもしっかり使われているし、もしかしてコンセプトはパクリ????と興奮したわけですが、まあ仮説はどうでもいいとして(でもクラフトワーク・マニアには大切な事かもYo)、プラスキーはもともとムーグ博士に嘱託されてムーグ・シンセサイザーのための書いた、5パートの曲をつなげた組曲。裏面のオリジナル曲もこれまた素晴らしく、細野さんの「コチン・ムーン」とかに通じる世界。なかなかお目にかかれなレコードです~。

出だしの音、大きいですよ~。オフィスで聞く人注意です~

こちらが、曲のフィナーレの部分。

Hills and Stairs

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